2015/02/15 第49回高石杯と身体をうまく使いたい話

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第49回高石杯

2015年2月15日(日)
埼玉県さいたま市西区・大宮けんぽグラウンド

(特設2.9kmクリテリウム・コース)
一般男子 予選2組 2.9km x 5周
35位(予選落ち)
リザルト

 

開催時期と場所がこちらに移って3回目(3年目)となりました。コースは初年度のみ違って、それ以降は同じ。レース形式もクリテのマスド方式、予選、決勝という方式で前回と同じです。
このレースは年々強豪選手がエントリーをするようになり、今年度はここ数年では一番豪華な顔ぶれで、JPTチーム、選手が多数参加することとなりました。
またコンディションとしては同地初開催時の2年前がかなりの強風、昨年は打って変わってほぼ無風。今回は快晴ながらも時間が経つにつれ、かなりの強風となる中のレースとなりました。

私は今回で4年連続参加。初参加が2011年、新潟開催(80kmマスド)で完走、2013年(2012年度)が決勝DNF、2014年が予選落ちです。年々パフォーマンスの低下を感じずにはいられませんが、現状からすると予選通過がどうかというところです。

 

スタートまで
05:40に自宅を出発、07:00頃には会場に到着。受付を済まし試走を3周、固定ローラーでアップ。サインが10分前までとなっており、少しローラーのアップが短目となってしまいましたが、結局スタートが約1時間押し。これは例年のことなので、オーガナイズに大いに改善の余地はあるかと思います。

身体が冷えないようスタート地点付近でうろうろと脚を回しておきますが、どちみち冷えます。これは皆同じ状況なのでハンデにはならないですが、レッグウォーマー無し組の人はかなり堪えたでしょう。

 

レース
やっとのことでスタートします。予選は5周ですぐ終わってしまいますので、前々で展開と頭では分かっているものの、やはり下がってしまい前に上がれません。ホームストレートが向かいになるのですが、向かい風区間は一層踏んでしまい、一気に脚にきます。2周目か3周目にラストのコーナーで前で落車があり、その影響を受けた数人と運良くパックになるも、先頭のパックははるか先。どうにも出来ないまま35位でゴール。現状の力をまざまざと痛感する結果となりました。

race

 

身体をうまく使いたい話

トレーニングの量、頻度、強度どれも不足なのですが、どうにも身体がうまく使えていない感覚が一番問題かと感じています。トライアスロンからロードに徐々に移行した頃(大学4年頃)から、なかなかの後ろ乗りをしていました。これは出来るだけ「ハム」をメインに使いたいとの考えからでした。おそらくどこかで目にしたI中さんの記事でも目にしたのでしょう。そしてもう一つは、多くの日本人の例に漏れず、脚のバランスを見ると、どうも大腿骨長が長いと。これで大腿前部(四頭筋)をうまくセーブしながらパワーを発揮するには、やはり後ろ乗りという結論に達していました。
このポジションの弊害は、腰への負担がかなり強いことでした。もともとハム~腰の柔軟性が低い私はそれなりに苦しみました。今思えばただ単にメンテ不足だったのかも知れません。

 

そして、2年ほど前(!?)から徐々に自転車乗り界隈でフィッティングなるものが広がり始め、今までの見た目だけのものとは違い、フィッティングとはどこから考え始めるのが良いのか、という感じで身体の状態、使い方からアプローチしたものが浸透してきたように感じます。

そんな流れに乗ってか、私自身も「ハム主体で乗るのはなんとなく違うのではないか」と感化されてきます。そして徐々に「なんとなくオシリあたり(臀部)と腸腰筋なんかを使いたい」と言う考えが頭をもたげ、サドルも前高、シートポストもセットバックが40mm近くあったものを、標準っぽい24mmぐらいのものに交換していました。また運良くフレームが落車でひび割れ、ワンサイズ小さめに交換することとしました。去年1年はほとんどまともに乗れていないながらも、それでもぼんやりと意識しつつ、改善を試みていました。自己流で。

 

今ココです。やっぱり動かないのです。ただの自己流ではオシリはメインで使うことが出来ず、ただの前乗りはただ四頭筋で踏むだけになるのです。キツイ局面で速効で脚が売り切れるのです。実はこういうサラリーマンライダーは他にも結構いるのではないかと思っています。(私だけだったらすいません)

練習量の低下、高強度での追込み方の低下、単なる老化・・etc、それらを全部ひっくるめても「ハムで乗ってた頃はもっとレースで走れていた(腰が痛くても)」という感覚が頭をよぎります(過去は美化されるとしても)。その上、動画や写真を見るとどうも上半身が浮ついているように思えてなりません。

 

力が無いながらも、まだしばらくは自転車に乗りたいので、この私の身体をウマく使ってストレスなく、イイ具合に力を発揮してみたい。私はそろそろちゃんとしたフィッティングを受ける時期に来ているのかも知れません。

 

一般男子 予選1組

一般男子 予選2組

決勝(肝心の大逆転劇、先頭ゴールがバッテリー切れで欠けています。ゴメンナサイ)

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