- 2016年06月12日(日)
- 愛知県セントレア空港周辺
- ハーフアイアンマン 70.3マイル(113.1km)
- リザルト:379位/1136 5:46:33
総合 | スイム 1.9km | S順 | T1 | バイク 90km | B順 | T2 | ラン 21.1km | R順 |
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5:46:33 | 0:43:12 | 721 | 13:09 | 2:44:23 | 234 | 07:09 | 1:58:38 | 351 |
2016 アイアンマン70.3 セントレアに出てきた
今までショート(オリンピックディスタンス51.5km)ばかりでしたが、ちょっと長いのに出てみようということで、夫婦揃って初めてロングのレースに出ることにしました。
と言ってもいきなりフルのアイアンマンだとなんだなということで、ハーフのアイアンマン70.3ということにしました。セントレアの大会は2010年から、今年で7回目になるようです。
エントリーフィー(参加費)がアーリーエントリーでも税込48,500円!高!
しかもIRONMANはどの大会でも更にシステム使用料として8%取られるというヤクザシステムになっており、どうにも腑に落ちませんが背に腹は代えられません。足元を見られています。
前日移動・準備編
前日受付、バイクチェックが必須ということで土曜から行かざるを得ません。バイク以外の荷物はほぼ全てボストンバッグに入れて、前日金曜にヤマトでホテル宛に発送。レース会場では移動用のバスがあるようでしたので、レンタカーは借りませんでした。
今回も往路はUnitedのマイルで取ったのですが、どうしても良い時間の便がなく、羽田ー福岡ー名古屋というマイル修行のようなルートになりました。
セントレアには12:40ぐらいに着いたのですが、場所を迷っているうちに13:00の説明会には間に合わず。
んーセントレアは建物内をなぜあんなにトンチンカンな動線にしたのだ。旅行者以外にも優しい空港にすべきだ。羽田を見習ってほしい。あともう少し大会要項に受付会場までの動線を詳しく書いた方が良いかと。
受付は通常だとそれなりに並んでいるのですが、協賛のアメックスの会員は別レーンから受付出来るので(毎年なのかは?)、会員は忘れずにカードを持参した方が良いですね。
受付後は説明会まで時間が空いたので、ラウンジへ避難。セントレアの良いところでも悪いところでもあるのが、カードラウンジが保安検査前のエリアにあり、到着便の人でも使える。とりあえず今回は助かった。ちなみにビールが飲み放題。
で、説明会。会場に入る前に手にスタンプを押されます。約1時間。
説明会後にホテルへ。
今回はエントリーと同時に予約していた東横イン 中部国際空港。ダブルの部屋で朝食付一人5,800円でした。この価格設定は良心的ですね。
ホテルが完全にレース協力体制を敷いていてくれていまして、会議室を丸々荷物・自転車置き場にしてくれています。
空港からは徒歩5分ぐらいかな。ただ説明会会場からは10分以上。輪行を背負っていくには遠い・・。チェックインはきっちり16:00以降でないとダメでした。
バイクの組立て後、人+バイクをスタート地点まで運んでくれる循環バスで移動。東横イン 中部国際空港からはピックアップが出来ないなど、勘違いもあり余計に時間を食ってしまいまして、さらに道が渋滞。バイクチェックイン会場に着いたのが17:50。締め切り時間が18:00・・・。
オー尿!
しかもバイクチェックインにはヘルメットまで必要とな。私はたまたま持参していたから良かったものの、持参していない方も多数でペナルティ5分を告げられていた。特に海外選手。そりゃ勝手が分からないしょー。あの対応は無いわ・・要項にも明確な記載ナシ。んーそりゃ分からんはず。
ちなみにXiaomi Yiで動画を撮りたかったのですが、確認するとダメだとのことで諦めました。UCIもOkしているので、ITU、JTUもOKにして欲しいけども。
バイク用のトランジションバッグも前日にセットできます(当日も可)。
スイムアップ後の更衣室はこんな感じで。
中はブルーシートとベンチが置かれています。
バスで空港に戻りまして、夕飯食べて、空港のローソンで明日のドリンクなど買いまして、ホテル戻って風呂入って、もう22:00。起床が4:30なのでもう少し寝たかった。
レース編
04:30起床。
通常は東横インは06:00からの朝食なのですが、レース当日はなんと04:00から朝食を提供とのこと。さすがは東横イン 中部国際空港様様。
レースの方で溢れかえっています。和食と洋食ともにあるので、困ることはないでしょう。しっかり食べれます。
チェックアウト後も、荷物を会議室に預けれますので安心です。Sciconなどの輪行バッグを預けている人も多くいました。東横インから臨時駐車場までバスで移動し、そこから会場行きのバスに乗ります。
06:00頃にスタート地点に到着。
ボトルにドリンク入れて、バイクの最終チェック。あとはトイレ行ったりして、ゆっくりします。首にワセリンを塗っておきました。
プロのどなたかで、ISMのサドルの先端を縛るというワザを繰り出している方がいまして、内股が微妙に当たるという方には、参考になるかもですね。
SWIM 1.9km
やや曇り空で水温が22度ぐらい。プロはウェット無しでしたが、エイジはOK。安心安心。ウエットの下はトライスーツにしておきました。
気象情報#imj703 pic.twitter.com/r2U5ZKDK6h
— Taro (シラトタロウ) (@maidotaro) 2016年6月11日
コースは1週、行って帰って来るだけのコースです。
波はないと思っていたのですが、復路は結構ウネリがありました。視界は50cmぐらいかな。臭くはなかったですが。
ちょっとゆったり目に行き過ぎた感はありましたが43:12。えらくゆっくりでしたが、まぁ良しです。先は長いので。
BIKE 90km
ウェアは迷ったのですが、更衣室でノーマルのバイクパンツ+バイクシャツに着替えまして、ゴールまでこれで行くことにしました。トライウェアの薄パッドだとちょっと後半キツイかなと思いまして。
ただトランジットもどうやらゆっくりし過ぎたようで、トイレに行ったのもありますが下から数えた方が良い順位でした。
補給食は下記をポケットに。
- ウイダーもどき:1つ (180cal x1)
- ようかん:2つ (200cal x 2)
- 1本満足バー:2本(180cal x 2)
- ボトル:ポカリ500ml
バイクのエイドでオリジナルボトルをもらえると聞いていましたので、あえて1本でスタートして、2周目にボトルをゲットしました。バイクのエイドは水とスポーツドリンクがあり、スポーツドリンクの方を取りました。味から察するに、ザバスのPITインのピーチを水に溶かしたものかなと思われます。
こんなボトルです。夫婦で1本づつとりましたので、2本ゲットです。
バイクはいつも通り、特にDHバーも付けずにノーマル仕様で。
コースは周回16km x 4の後、農道を行ったり来たりで、後半の農道に入ると自分がどこを走っているのか全くわかりません。マジで。
周回2周目あたりから徐々に体が動き出しましてラップタイムも上っていきましたが、周回後(65km経過後)、農道に入ってからアップダウンと向かい風で結構死にました。周回で調子に乗りすぎたのかも知れません。。涙。
終始曇り空だったこともあり、ボトルは結局1本半。ゼリーと羊羹だけ食べました。
時間 | 距離 | スピード | 通過 | ||||
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レース時間 | 全体 | 年代別 | 性別 | ||||
Bike 16k | 00:29:46 | 16.0km | 32.25 / 1:52 | 01:26:08 | 967 | 91 | 886 |
Bike 32k | 00:26:46 | 16.0km | 35.87 / 1:40 | 01:52:55 | 822 | 86 | 762 |
Bike 48k | 00:25:47 | 16.0km | 37.23 / 1:37 | 02:18:42 | 655 | 73 | 612 |
自転車 | 01:22:02 | 42.0km | 30.72 / 1:57 | 03:40:45 | 452 | 56 | 434 |
データが4周目途中で少し飛んでしまっています。
RUN 21km
トランジットが中学校になっています。
ランスタート地点にもエイドがありまして、バナナと塩タブを取ってスタートです。キャップはゴールまで背中のポケットに入れたままでした。
市街地に出るまで、結構アップダウンがありまして、それなりに足にきてましたがそれほど劇的にペースを落とすこともなく、淡々と。
全てのエイドで水とレモン風味の塩タブ(多分ウイダーの塩タブ?)を取りつつ、たまにバナナとコーラも。レッドブルもあったのですが、飲まず終いでした。
けっこう長いなーと思いつつも無事にゴール。
ゴール後
毎度タローさんが握手で迎えてくれます。
ゴール後のエリアでFinisherシャツとメダルをもらえます。あと豆乳とPasco様のパンがもらえます。水浴びが出来るエリアもあり、水で身体を洗ったあと着替えまして、私の1時間45分後にスタートした妻を待つ間、しばらく地面に寝転がって寝てました。
ちなみに、レース中はIRONMANのwebサイトが提供している「Athlete Tracker」で途中経過を追えます。
www.ironman.com/triathlon/coverage/live.aspx
目覚めるとお腹が減ってまして、結局もらったパンを3つ食べました。露店もいくつかあるので、食べたい方はフィニッシュ用のトランジットバッグに1,000円ぐらい入れていた方が良いかもですね。
妻のフィニッシュ頃には雨が降り出しまして寒いぐらいになってましたが、妻も無事にゴール。着替え後、バイクが戻っている空港臨時駐車場までバスで帰ります。
妻はエイジで世界選手権のスロットがもしかするとどうかなと思ったのですが、時間的にアワードには間に合いそうに無いのでパスしました。
帰りはJALでNGO-HNDにて帰京。
東横インならレース後にシャワーを使える(有料だけど)
レース当日、東横イン さんはチェックアウト後の方でも30分500円でタオル付きで浴室を使わしてくれるという特別サービスです(18:00まで)。下手に空港の銭湯行くより良いと思いました。
でもって荷物をまとめ、そのままホテルから荷物も着払いで発送可能です。名古屋ー神奈川で翌々日の火曜日に着きました。
雑感・まとめ
コースや運営の仕方は毎年変わるっぽいのですが、来年初めて出る人の参考になりそうなことをまとめますと、
- 大会要項は25ページもあってよく読んだ方が良い
- ホテルは値段、サービス共に東横イン 中部国際空港がオススメ(04:00からの朝食付)
- 東横インならレース後にシャワーを浴びれる(30分、500円)
- 前日のバイクチェック時にヘルメットが必要
- 前日の移動時には東横インからはバイクを載せれない
- バイクコースは農道に入ってからキツイ
んなところでしょうか。
二人とも無事にゴールできてまずは何よりでした。良い経験になりました。
フルのアイアンマンがこの倍の距離であることを考えると、もう少し練習を積まないとちょっと遠いかなとも感じました。60代、70代でも完走している人がいるのは尊敬しますね。
今年は今のところレースの予定が決まってません。
次にトライアスロンのレースに出るなら日本のロングのレースか、海外近場の70.3のレースが良いかなーと思っています。
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