先日手持ちのデスクトップのWindowsが息を引き取りまして。
ほどほどに安く、4K60fpsがヌルヌル動いて、PT2で4番組同時録画ぐらい出来る、ぐらいのを目安に急遽組むことに。
現在のPCパーツ事情にキャッチアップ+構成を考えるのに2時間ほどで、これに決めました。
- CPU:Pentium Dual-Core G4560(Kaby Lake-S)
- マザー:ASUS PRIME H270-PRO
- メモリ:DDR4 PC4-17000 16GB (8GB x2) CT2K8G4DFS8213
- 電源:既存のものを移管(550W)
- SSD・HDD:既存のものを移管
- ケース:FractalDesign FD-CA-DEF-R5-BK
この組み合わせなら相性問題もなく、素直に動きました。
価格comで見るとCPU,メモリ、ケースはドスパラがほぼ最安だったので、まとめて頼んで翌日着。メモリだけNTT-Xで。
とりあえずCPUがどんな具合か。
Pentium G4560、6000円台でCore i3に迫る性能
第7世代のインテルKaby Lakeとは
Kaby Lakeとは・・・
- Intel系CPUのコードネームで、最新の第7世代 インテル®Core™プロセッサー
- 2017年1月に第6世代「Skylake」に変わるものとして発表・製品化
- 発熱や消費電力がさらに抑えられている点が特徴
- DirectX 12に対応する新GPU「Intel HD Graphics 630」を内蔵
- 前世代HD530対比で10%性能向上
ということらしい。
GPU内蔵なので、私の用途であればグラフィクボードを買う必要もないでしょう。
Kaby Lake デスクトップ向けラインナップ一覧
wikiによるとけっこう多い。
コア (スレッド) | ブランド・型番 | CPU クロック | CPU ターボ クロック | GPU | GPU クロック | L3 キャッシュ | TDP | 発売日 | 価格(USD) | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ベース | 最大 | ||||||||||
4 (8) | Core i7 | 7700K | 4.2 GHz | 4.5 GHz | HD 630 | 350 MHz | 1.15 GHz | 8 MB | 91 W | Q1 2017 | 339 |
7700 | 3.6 GHz | 4.2 GHz | 65 W | 303 | |||||||
7700T | 2.9 GHz | 3.8 GHz | 35 W | ||||||||
4 (4) | Core i5 | 7600K | 3.8 GHz | 4.2 GHz | 6 MB | 91 W | 242 | ||||
7600 | 3.5 GHz | 4.1 GHz | 65 W | 213 | |||||||
7600T | 2.8 GHz | 3.7 GHz | 1.1 GHz | 35 W | |||||||
7500 | 3.4 GHz | 3.8 GHz | 65 W | 192 | |||||||
7500T | 2.7 GHz | 3.3 GHz | 35 W | ||||||||
7400 | 3.0 GHz | 3.5 GHz | 1.0 GHz | 65 W | 182 | ||||||
7400T | 2.4 GHz | 3.0 GHz | 35 W | ||||||||
2 (4) | Core i3 | 7350K | 4.2GHz | N/A | 1.15 GHz | 4MB | 60 W | 168 | |||
7320 | 4.1GHz | 51 W | 149 | ||||||||
7300 | 4.0GHz | 138 | |||||||||
7300T | 3.5GHz | 1.1 GHz | 35 W | ||||||||
7100 | 3.9GHz | 3MB | 51 W | 117 | |||||||
7100T | 3.4GHz | 35 W | |||||||||
Pentium | 4620 | 3.7GHz | 51 W | 86 | |||||||
4600 | 3.6GHz | 75 | |||||||||
4600T | 3.0GHz | 1.05 GHz | 35 W | ||||||||
4560 | 3.5GHz | HD 610 | 54 W | 64 | |||||||
4560T | 2.9GHz | 35 W | |||||||||
2 (2) | Celeron | 3950 | 3.0GHz | 2MB | 51 W | 52 | |||||
3930 | 2.9GHz | 42 |
Tが何かは分からない。
一つ上の4600からGPUがHD630になるので、そこが大きな分かれ目。4600が10,000円ぐらい、4560が7000円ほどなので少し値段差がある。
Core i7とかはハイスペック過ぎるとしても、どれぐらいのものが必要で、オトクなのはどれか分からない。
Pentium G4560をBest Value CPU Chartで比較
そこで PassMark Software – CPU Benchmark Charts の出番。Best Value CPU Chart で性能の割にオトクなものを探す。
かなり上位に、発売されたばかりのこのkabylakeシリーズから、Intel Pentium G4560 @ 3.50GHzが入っている!6500円ぐらいとかコスパ最強やんけ!
しかし、このCPUベンチ 5085 がどのぐらいの「力」なのかイマイチ分からない。*数字は都度変わるので、大体このぐらいという目安で。
そこで旧のwindowsに積んでいたCPU「Athlon64 x2 5400+」と、常用メインのMac book Pro 14midの「Intel Core i5 4278U 2.60GHz」と比較。
MacのCPUはどうやって型番調べるのかなと思ったけど、便利なサイトがで分かった。
で、比較結果
このメインのヌルヌルマシーンであるMac Bool Proを上回っている。厳密にはメモリやOSの差もあるので単純比較は出来ないけれど。
内蔵されているGPU HD610は公式で4k60Hzも対応を謳っている。謳っているのとヌルヌル動くのはまぁ別だけど。
色々評判を読んでみると、4K60fpsヌルヌルぐらいは余裕と見た。PT2も4番組視聴、あるいは2番組録画ぐらいであれば大丈夫でしょう。
3Dもゲームもしないので、4600は却下して、お財布に優しいこの「G4560」に決めました。
開封の儀
来ました。
窓からこんにちわしている青い箱ですね。
外のパッケージにシリアルナンバーが貼ってるので、写真を残しておくか、箱を捨てるときにこの部分だけ残しておきましょう。
一度開けたらバレる風シールですね。
中は説明書的なものと箱。
intel入ってるシールですね。
純正クーラーですね。ソケットLGA1151で、クーラーは4本足ですね。
裏。つまりCPUに貼付く方ですが、これはグリスなのかなと思って触ってみると、もろにグリスで指紋がしっかり残り、指が汚れました。
やっと出てきたCPU本体ですね。
針山ですね。
FPOとATPOで保証期間を確認、インテルCPUは3年保証
インテルは公式サイトで保証内容を参照することが出来る。
参考 インテル オンライン・サービス・センター
参照するにはFPOナンバー(Finished Process Order) と、シリアルナンバー (ATPO:Assembly Test Processor Order Serial Number)が必要。
両方共CPU本体に記載があるらしいが、ATPOの方はバーコードから読む必要があり、一旦取り付けた後だったので諦めた。
ただし、FPOナンバーだけでもおおよその保証期限は参照が可能。
ボックス版プロセッサーおよび同梱のサーマル・ソリューションにはボックス版インテル® プロセッサーの 3 年限定保証が適用されます。
シリアルナンバー (ATPO) とバッチナンバー (FPO) は記録しておくことをお勧めします。 後で参照できるように箱を保管するか、写真を撮っておいてください。 この情報が手元にあると、プロセッサーの保証交換や返品処理をスムーズに進められます。
G4560で4k60fpsの動画再生、PT2のテスト
メモリはDDR4 PC4-17000 16GB (8GB x2)、OSはWindows10 HOMEにて。
Youtubeで4k60fpsの動画がけっこうあるが、カクつくことが多々あり。ただオンデマンドだと回線の影響がかなり大きい。
そこで一旦ローカルに落として再生。すこぶるヌルヌル。全くもたつかない。ちなみに再生はVLCなど無くても、windowsデフォルトで再生が可能。
CPUの負荷を見ても余裕。
PT2で4画面視聴は問題なし。そこで4番組同時録画をしてみると2分ぐらいでカクつきだしたので、それは厳しい様子。2番組同時録画、1つ追っかけ再生ぐらいであればいけそう。
PhotoshopやLight roomでは、普通に使うなら余裕でOK。RAWを大量に同時バッチ処理とかだと、それなりになってしまう可能性あり。
後は試していないがAfter EffectsでRAWからタイムラプス書き出しとかは、流石に時間かかると思われ。そのあたりをスパスパしたい人は素直に最高スペックを行きましょう。
エンコは最近していないでパス。
ケースやマザーなどは、また別記事にて。
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