昨年から夫婦でトライアスロンのレースに出だしまして、私は学生時代以来11年振り、妻はデビューという感じでした。
普段のバイクやランの練習はiPhoneのアプリで記録を取って、STRAVAにアップという方法を取っていましたが、スイムの練習データが残らないのと、肝心のレース中の記録をオンライン保存出来るよいデバイスが無いというのが一つネックでした。
ただのGPSを兼ね備えた時計ではなく、「スイム」とトランジションがある「トライアスロン」というやや特殊な状況をカバー出来るものをと考えており、結論として「Polar V800」を選択しました。
Polar V800 公式ページ
「Polar V800」か「Garmin ForeAthlete 920XT」か
今のところ、トライアスロンをカバー出来るGPSウォッチとしては選択肢は2つに絞られます。この「Polar V800」か「Garmin ForeAthlete 920XT」のどちらかです。
*近頃XTJの日本モデルも発表されました。Garmin ForeAthlete 920XTJ公式ページ
GARMIN(ガーミン) ランニングGPS ForeAthlete 920XTJ ブラック/ブルー 心拍計・Wi-Fi Bluetooth対応 【日本正規品】 117432
一番悩んだ大きな違いは、各センサーとの通信方式の違いです。Polar陣営は、今やスマホやPC周り全ての無線通信規格のメインストリームとなった「Bluetooth」、片やGarmin陣営はサイコンからの流れを受け「ANT+」です。
最近のサイコンでは、スマホとだけはBluetoothとの通信が出来ようになっていますが、頑なにセンサーとの通信は「ANT+」に固執します。実はGarminだけでなく、自転車はパワーメーターや、固定トレーナー周りの通信もなぜかほぼ全てのメーカーが「ANT+」です。
業界に明るいわけではないので、詳しい理由は分かりませんが、なぜか自転車周りは「ANT+」なのです。
私はすでにハートレイトはPoralのH7、バイクのケーデンス&スピードセンサーもTOPEAKと両方ともBluetoothのものを使用しており、また変えるのヤダなと感じていました。そして何より、今後「ANT+」はオワコン道、かつてのベータの来た道を歩むと勝手に感じていて、みんなが使っているGarminのサイコンも踏ん切りつかずのままでした。新モデルのサイコンEdge510にも期待しましたが結局「ANT+」のままだったので見送りました。
Bluetooth規格対応のパワーメーター「Stages」
そしてV800に決断した一つの契機となったのは「Bluetooth」と「ANT+」の両規格に対応し、既存のものよりロープライスのパワーメーター「Stages」が出てきたことです。
Stages公式ページ
解説には
・・・This allows the Stages Power meter to both send power data to your phone or Bluetooth enabled head unit, ・・・
・・・By including both ANT+ and Bluetooth Smart communication, the Stages Power meter gives riders all options. In essence, it’s future-proof, and you need not worry about where the head unit category goes in the future.
とあります。「 Bluetooth enabled head unit」。
V800は自社のペダル装着式パワーメーター「keo power bluetooth smart」への対応を謳っており、その名の通りこちらはbluetooth規格です。ただ私には定価20万円オーバーはハードルが高過ぎるのと、ペダル式はどうしても落車時の破損が心配でなりません。落車しなくても、輪行等移動時もちょっと怖いですね。
そこに10万円を切る「Stages」が来ました。すぐに「Stages」が買える状況では無いにしろ、少し期待がもてる状況が整いました。
もし後々「Stages」には未対応のままとなっても、その時には妻にメインで使ってもらえれば持て余すことはないと思い、それなりに値段のするこの「V800」をポチることにしました。
Polar V800はどこで買うのが一番安いのか。
買うものが決まり、次はどこで買うかですが、円安ので以前ほどでは無いにしろ、それでも日本で買うよりかはまだまだ海外通販の方が安いです。いくつかお店を見比べて、一番安かった定番の「wiggle」さんで購入することにしました。 続く。
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